ふるさと納税

大阪市のふるさと納税『1万円以上は一律2000円以下の返礼品』で寄付低迷…返礼率を見直しへ 横山市長「万博があり絶好の機会」(2024年3月12日)

大阪市は、ふるさと納税の寄付額が伸び悩む中、返礼品の金額を見直す方針を示しました。

 国はふるさと納税の返礼品について『寄付額の3割以下』と基準を定めています。

 一方で大阪市は、本来の目的である「応援したい地域への寄付」を重視していて、1万円以上の寄付1回につき、金額にかかわらず一律で、市内の商店街で扱う商品や博物館の招待券など2000円以下の返礼品を渡しています。

 しかし、寄付額がほかの自治体に比べ伸び悩んでいることから、大阪市の横山英幸市長は3月11日、返礼品の割合を引き上げて国の基準に合わせる方針を示しました。

 (大阪市 横山英幸市長)「返礼品競争に参加するという意図ではございませんが、やっぱり万博がありますから、大阪を知ってもらう非常に絶好の機会ですから」

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