吹き抜けの天井に豪華なシャンデリアが輝く、東京・新宿区にあるホテルのガーデンラウンジ。
看板メニューは、緑豊かな庭園を眺めながら楽しむアフタヌーンティー。
実は、新宿区のふるさと納税の返礼品なんです。
2023年10月、新宿区がふるさと納税の返礼品の提供をスタートしたのに合わせ、アフタヌーンティー食事券を寄付金額2万円で募集したところ、申し込みが殺到したといいます。
これまで、ふるさと納税の返礼品といえば地方の名産品などの返礼品が人気を集めていて、街の人から「ぱっと思いつくものはない」との声も聞かれた都心部。
新宿区ではふるさと納税により税収が約38億円も減ることがあるなど、首都圏の自治体は、ふるさと納税が盛り上がれば盛り上がるほど税収減に悩まされていました。
ところが今、首都圏の自治体が続々と返礼品競争に参入し、勢力図に変化が起き始めているのです。
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