22日の日経平均株価は、123円安い3万8823円で寄り付くと、一進一退の展開となりましたが、終値は329円安の3万8617円となりました。2日続けて下落した理由は…。
三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏
「主に2つの理由が考えられます。一つは、国内の長期金利上昇で不動産関連の銘柄に売りが広がりました。もう一つは、アメリカの半導体大手NVIDIAの決算発表を控え、国内の半導体関連株にあらかじめ持ち高を調整する動きが見られました」
今後の日本株に大きく影響すると見られるエヌビディアの決算が発表されました。純利益は、前の年の同じ時期と比べておよそ7.3倍の148億8100万ドル。日本円でおよそ2兆3300億円となり、予想を上回る好業績でした。
市川氏
「市場の期待に十分見合う決算内容なら、日米とも株価は上昇が見込まれます。日経平均は3万9000円を回復して4万円をうかがう流れが形成されると思われます」
日経平均先物は150円高い3万8770円まで上昇しています。この後の取引でも上昇して始まる可能性があります。
(「グッド!モーニング」2024年5月23日放送分より)
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