ふるさと納税

ふるさと納税…10月からポイント禁止で”駆け込み寄付”が急増 先行予約で対応の自治体も 返礼品サイト比較でお得を判断

ふるさと納税のポイント禁止まであと8日です。
タイムリミットが迫る中、各サイトでは最後のポイント還元キャンペーンを打ち出しています。

23日の「ソレってどうなの?」は、「“駆け込み寄付”お得な返礼品の選び方は?」をテーマにお伝えします。

ふるさと納税で仲介サイトを利用した際にもらえるポイント付与を巡っては、総務省が本来の趣旨からずれているとして、10月から禁止となることが決まっています。

「イット!」が取材すると、「駆け込みでやりました。(ポイントが)終わるというので駆け込んで全部枠を使い果たしました。うなぎ・サーモンとか、ちょっとしたごちそうみたいな物を頼んでます」「ポイントがたまるうちにすごい慌ててやりました。今年はトイレットペーパー・ティッシュ・水・うなぎ・ハイカカオのチョコです」といった声が聞かれ、皆さんふるさと納税をやっているようです。

ポイントがもらえるうちの駆け込み寄付。
こうした現象は全国で相次いでいます。

山形市ブランド戦略課・長岡忠男係長は「まだ途中だが(2024年)9月と比較すると424%、ふるさと納税が集まっている状態」と話します。

山形市では、2024年9月の寄付金額が1億6800万円余りだったのに対し、2025年は7億円を超えて4倍以上に。

市は駆け込み寄付の受け皿として、例年11月に始めるフルーツの先行予約を、サクランボに限って9月から前倒して受け付けを行うなど対応しています。

その駆け込み寄付ですが、まだまだ予想されます。
ポイントの還元率は、同じ返礼品でもどの仲介サイトを利用するかで違うそうです。

街では、「(仲介サイトの)数が多いので、とりあえず有名サイトの上位を選んでおこうとなる」「サイトがありすぎてどこを選んで良いのか分からない。何が得なのか。物価高なので得をしたい」との声が。

どのサイトでふるさと納税をするとお得なのか。
そんな時に役立つのが、各サイトの比較ができるアプリ「PLUG」です。

例えばホタテ1kgで検索すると、同じ1kgでも自治体によって寄付金額は違いますが、それも一目瞭然です。

さらに、それぞれのサイトで獲得できるポイントも表示されます。

駆け込み寄付のため、3カ月前からこのアプリを活用しているという女性を取材しました。

PLUGで“駆け込み寄付”・河野杏奈さん:
ホタテは1カ月か2カ月くらい前(納付)。他にも野菜の定期便とか。(Q.今は何が着いてる?)今はナスとかゴーヤー。(Q.アプリを利用した感想は?)いろんな一番安いサイトを検索してすぐ出せるというのがすごく楽だなと。あと、PLUG経由でポイントをためられるという機能もあって、そこがすごく便利。あまりじっくり調べるの好きじゃないし得意じゃないので、ズボラな人でもいけるかな。

お目当ての返礼品を検索するだけで、どのサイトがお得か効率よく比較することができるといいます。

駆け込み寄付がラストスパートとなっている中で、どんな返礼品が人気なのか見ていきます。

ランキング3位は佐賀・みやき町の「佐賀牛入り熟成生ハンバーグ」。
2位は山梨市の「シャインマスカット」。
そして、1位は岩手・宮古市の「厚切り塩だれ牛タン」となっています。

人気の返礼品は品切れになる場合もあるので注意が必要です。

そして、ポイントをゲットする際に大事なことをポイ活の専門家しんぽいさんに聞くと、「普段から楽天サービスを利用している人は『楽天ふるさと納税』。PayPayの利用者にオススメなのは『さとふる祭』開催中の『さとふる』。いかに“出口”となる(還元される)ポイントがいつも使っている物なのかがすごく重要」とのことでした。

せっかくのポイントを最大限に活用するため、還元率だけではなく、自分の「ポイ活」スタイルに合ったサイトを選ぶことが重要だということです。

物価高の中、少しでもお得に返礼品ゲットへ。
このポイント付与は9月末までです。

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

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