トランプ氏はさらに、ウクライナ抜きでロシアと和平条件を交渉し、ゼレンスキー氏の交渉参加は「重要ではない」と発言。さらに、和平の条件としてウクライナの希少鉱物の権利を、これまでのアメリカの軍事援助の見返りとして要求している。
こうした状況でBBCのジェレミー・ボウエン国際編集長はキーウで、ウクライナ大統領府のイーホル・ブルシロ副長官に話を聞いた。
副長官は、ゼレンスキー大統領がトランプ氏と会談して情勢を説明すれば、トランプ氏の考えも変わるはずだと期待を示した。
一方で、今の情勢はウクライナだけでなく世界全体にとっての脅威だとブルシロ氏は指摘。
さらに副長官は、ロシアの脅威が高まる現状は北欧諸国やバルト諸国はすでに経験済みのことで、ロシアの近隣諸国は防衛費増強など対応してきたと説明し、今後はイギリスにも同様の対応が求められるだろうと述べた。
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