金沢市の郵便局に勤めていた30代の男性職員が顧客の貯金を引き出すなどの手口で、現金3150万円を不正に手に入れていたことが分かりました。
日本郵便によりますと、金沢上荒屋郵便局などに勤務していた30代の男性職員は、およそ8年前から今年1月にかけて、顧客から預かったキャッシュカードで不正に貯金を払い戻して盗んでいたほか、契約者から受け取った保険料も入金せずに横領していたということです。
これまでに分かっている被害者は4人で、被害総額はおよそ3150万円に上ります。
日本郵便は今月12日、男性職員を懲戒解雇しました。
被害者に対しては弁償するとともに、元職員に対しては返金を求めていくとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp