「突然メールが来て『7月分の分配金を配ることができません』と」
こう話すのは不動産投資ファンド「みんなで大家さん」に出資した男性です。
「みんなで大家さん」は、大阪の不動産会社「都市綜研インベストファンド」が運営していて、賃貸物件の賃料収入を分配する投資商品です。2023年には2000億円以上を集めたとされています。
その商品の1つである千葉県の成田空港近くの土地開発に絡む投資商品は工事がいっこうに進んでいませんが、その間も出資者に年間7%の分配金が払われていました。
商品に1000万円を出資した男性は、成田市が開発許可した点から信頼性を感じたといいます。
(1000万円の出資者)「成田市の許可を取っている感じじゃないですか。それなら安心だなって」
そんな中、7月31日、出資者に「7月末の分配金支払いが遅延する」とのメールが送られました。
(1000万円の出資者)「会見を開くなりしてきちんと説明してほしい。どういう経緯でこうなったのか」
管轄する大阪府はこの状況を把握し会社に報告を求めています。
また、運営会社は去年6月に「事業プランが変更されたのに出資者への説明を怠った」などとして大阪府から業務停止命令を受けています。
みんなで大家さんの運営会社は8月1日までにMBSの取材に回答していません。
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