イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間では攻撃の応酬が続いていて、イスラエル軍は25日、ヒスボラの拠点など280か所以上を空爆し、ロイター通信によると、少なくとも72人が死亡したということです。
一方、ヒズボラも25日、イスラエルの情報機関「モサド」の本部に向け、弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。
事態を受け、アメリカのバイデン大統領は、出演したテレビ番組の中で「全面戦争もあり得る」と危機感を表明。その一方で、パレスチナ自治区ガザの情勢を含め、「解決のために全力を注いでいる」と強調しています。
フランス バロ外相
「我々はアメリカ側と21日間の一時停戦案について協議してきました」
こうした中、国連安全保障理事会は25日、緊急の会合を開き、フランスのバロ外相はアメリカ政府との間で21日間の一時停戦案を協議していると明らかにしました。
その後、アメリカ政府は日本やEUなどと共同声明を発表し、イスラエル・レバノン双方に速やかに一時停戦するよう求めています。
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