ドル円、ハンパない！先日１５５円を突破し、本日も高値更新を続けるドル円。日銀会合はおおかたの予想通り現状維持。そして植田総裁会見はかなりのハト的な内容で、ぶち上げました。多くのロスカットを巻き込み、ぶっ壊れております。そんな中迎える今夜の米PCEデフレーター。どうなってしまうんだ！？そして為替介入はまだなのか！？
昨日は官房長官や財務大臣など、口先介入がありましたが、特に鈴木財務相の「今の局面では多くは話せない」は気になるところ。どのような話し合いが行われているのか、どのようなリーク情報が出るのか、レートチェック報道や、身を潜める神田財務官は何を考えているのか？緊張感は高まるばかり。目が離せません！
イランとイスラエルの紛争懸念は後退し、今週月曜日からリスクオン傾向の相場環境となりました。そうなると売られるのは日本円。週末に日銀会合が予定されていますが、特に大きなラプライズは起こらず、ハト的な内容になるだろうという市場の思惑や、アメリカの強い経済指標結果を受けた利下げ期待の後退から、海外投資家を中心に徹底的な円ショートが続いているようです。多くのロスカットを巻き込み、上方向へ加速しております。明日に日銀会合を控え、なにかが起こるとしても明日なのでは？と考える識者は多いですが、油断は禁物。たびたび思いもよらないことが起こるのが金融市場。米経済指標の大きなサプライズや、レートチェック、協調介入の可能性なども視野に、緊張感を持って注視していきます！
今日の指標など
21:30 米PCEデフレーター、個人所得、個人支出
23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数
本日のメインはPCEデフレーター！FRBが最も重視するインフレ指数と言われていますね。日銀会合や植田総裁記者会見で荒れた本日のドル円相場、嵐はまだ続きそうです。数字次第ではドル円相場は上にぶっとび、大きく荒れる一日になるかもしれません。また、G20での共同声明やIMFの声明から考えるに、急激な値動きが起こった場合の為替介入のリスクは大いにあると思われます。とにかく油断しないこと。
そして直近の株価下落は終了したのか？これは非常に気になっております。大手テック企業の好決算が続いておりますが、指数の反応は比較的弱めといった状況です。個人的にはアメリカ経済のリセッション、株価の暴落が若干香り始めております。株価の下落や反発を受けたドル円相場がどうなるのか、その相関性などにも注目です。
レートチェック報道や中東情勢の速報など、突発的なニュースにも注意！
来週のスケジュール
4/29(月) 日本休場、ドイツCPIなど
4/30(火) ユーロ消費者物価指数＆GDP、米消費者信頼感指数など
5/1(水) ADP雇用統計、JOLTS求人、ISM製造業、FOMC政策金利発表＆パウエル議長会見
5/2(木) 日銀会合議事要旨、米貿易収支、失業保険申請件数
5/3(金) 米雇用統計、ISM非製造業
来週も重要イベントが多数予定されています。まずは水曜日に重要指標ラッシュからのFOMC＆パウエル会見！
そして金曜日には米雇用統計も控えております。日本はGWに突入し、海外も多数の祝日が絡みます。市場参加者が減っている中、クラッシュのような急激な値動きとなる可能性もありそうです。
夏時間に合わせ、毎日２０時からライブ配信予定です。GWも戦います！
ほとんど呟かないXアカウント@kuniofx
※この動画内の発言はすべて根拠の少ない素人の適当発言です。投資を助長する意図はありません。売買の最終判断は自己責任でよろしくお願いします。
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