激しさを増すパレスチナ情勢ですが、ハマスが全世界の支持者らに向けて抗議活動を行うよう呼び掛けていて、不測の事態が起きないかが懸念されています。エルサレムから報告です。
(伊従啓記者報告)
13日はハマスによる攻撃が始まってから最初の金曜日で、イスラム教徒の集団礼拝の日になります。宗教心が高まりやすく、緊張の一日になりそうです。
ハマスの幹部は13日を「怒りの日」と名付け、全世界の支持者に向け広場や街頭に集まり抗議活動を行うよう呼び掛けています。
また、ヨルダン川西岸地区の住人に対してはイスラエルとの境界線に集まるよう求めています。
イスラエル政府はヨーロッパを含め、世界各地のユダヤ関連施設で暴力的な事態が起きる恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。
イスラム教の聖地「アル・アクサモスク」では、緊張が高まるたびにパレスチナ人と治安当局の衝突が頻発していて、13日は最高レベルの警戒態勢となっています。
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