投資コンサルタント会社「ＦＲｉｃｈ Ｑｕｅｓｔ」による巨額詐欺事件で、一部の容疑者が「投資は詐欺だと思った」などと供述していることがわかりました。「ＦＲｉｃｈ Ｑｕｅｓｔ」社長の森野広太容疑者ら男女８人は、「セーシェル諸島にある資産運用会社に投資すれば月利４％の配当を得られる」などとうたい、現金をだましとった詐欺の疑いがもたれています。警視庁は先ほど、森野容疑者の自宅を家宅捜索しました。捜査関係者によりますと、一部の容疑者が「セーシェルに行ったが資産運用会社があるという場所は、アパートのような建物で実態はなかった。投資は詐欺だと思った。」などと供述しているということです。警視庁は、全国のおよそ3,300人から200億円以上の出資金を集めたとみて調べています。